2011年10月13日木曜日

ロンドン日記  終了

 もうすぐ帰国。日本へ帰れば食べ物屋さんでもう「イギリス料理の中では」とか「ロンドンとしては」とかいう枕詞をつけないで「おいしい!」と言えるようになる(笑)


 人間は合理的な生き物なので、しばらくこの国にいなくてはならないと思うと、脳内でおいしさ基準を自動的に下げるわけだ。だから「けっこうおいしいよ、ロンドンにしては」とか、「ロンドンでこれだけのものが食べられたら文句ないよ」と納得するようになる。自分をだまさないと自分がつらいだけだからだろうと思う。
 これを順応力というのだが、わたしはもう12~3時間後には日本へ帰国することがわかっているので、だんだんおいしさ基準がもとにもどりつつある状態だと思う。

 わたしは日本ではおいしくなければたとえ空腹でも箸をつけないというナマイキなやつだった。日本ではわざわざおいしくないものを食べずとも、ちゃんとしたものが食べられるところはいくらでもあったからね。たぶん明日からはまたそうなるだろう。
 ロンドンでは体調維持のためにしっかり食べるようにしていた。それはもう作業のように食べていた。ふだん食べ物にすごく文句の多いわたしとしては、けっこうできるもんだと自分でも思った。

 ただロンドンでもおいしいものはいくつかある。牛乳と乳製品、それに量り売りのハムだ(パック詰めはダメだ)。牛乳はおいしいと思う。そして安い。このおいしい牛乳を使って、まじめに作ればふつうにおいしいものができるチーズやアイスクリームはロンドンではおいしい。
 ハムも肉にふつうに塩味をつけ、まじめに燻製にしたりすればまずいものができる要素がない食べ物なので、これもおいしい。

 ただ、その先の「料理」や「お菓子」はだめだ。この国の特徴だからしかたない。すべてがすばらしい国なんかない。とはいえ、これでもかなりましになってきているらしいから、この先もっとよくなる可能性はあると思う。

 ヨーロッパはビジネスクラスの航空券さえ用意してくれたら、いつでも行くんだけどねぇ。仕事でもコンベンションでも(´∀`)
 ネックは飛行機のなかで気持ちよく眠れるかどうかなんですよね。以前アメリカへエコノミークラスで行ったとき、まったく眠れなくてとてもつらかった。ハワイ上空あたりで「ここで降りる!」と叫びだしたくなったくらいつらかった。エコノミークラス症候群で死ぬと思った。
 だから長距離はもうビジネスクラスじゃないと行かないことにした。ほんとに死ぬから( ゜Д゜)
 今回は研修で、文句をいえる筋合いじゃないからあきらめたんだけどね。
                    ↑ ヒースロー空港 ターミナル3

 ヒースロー空港はターミナルが1~5まで分かれているので、ターミナル3だけが小さいのか、みんなこんなものなのかは不明ですが、建物は成田のように巨大ではありません。
 そのためかまともなレストランがありません。
 成田なんかは安いのからそれなりにいい店までたくさんのレストランがありますが、さすがイギリス、いつものまずいサンドイッチを売っているカフェのようなものがいくつかあるだけです。
 わざわざ空港でおいしいものを食べる気はないようです。

 さて帰国して思ったのは、東京の駅がきれいだということ。駅構内にゴミが散乱したりしていないし、駅も車両内の壁も薄汚れていない。いつのまにか日本の駅も道路も清潔になっていたようだ。
 そのうえ安全なんだからありがたいことです。

 ロンドン日記、これにて終了。

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